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2010'08.03 (Tue)

コッカーのルーツ*

あらゆるコッカー本にも、必ず

『陽気な犬種(Merry Cocker)』と賞賛され、
その忠誠心と友好的な性格で
この犬種ほど優れたコンパニオン犬は
いないだろう!

と書かれています。

日々コッカーと暮らしていて
全く共感するばかり!
(VJの場合、忠誠心は、時々お得感に負けるかも・・・


この素晴らしく・愛すべきコッカーのルーツを探ってみた



P1010510.jpg

まずは、ワンコの大元となった『トマークタス』
ほぼ狼ですね~


P1010396.jpg

そこから赤い線のように『イタリアンスパニエル』が生み出されたようです。
(マルチーズって、古くからいた犬種なんだね~)


P1010397.jpg

そして、『フィールドスパニエル』に至っているようです。

この頃から、コッカーのちゃかちゃかっぷりが出てきたような・・・


P1010398.jpg

フィールドスパニエルの中で、大きいサイズの子がスプリンガーとして改良され
小さいサイズの子がコッカースパニエルとして改良されていったようです。



1620年にメイフラワー号で、アメリカに2匹の小型のスパニエルが
運ばれたことがアメリカン・スパニエルクラブにより確認されています。
この子達がアメリカンコッカーの起源となったと考えられています。


P1010531.jpg

1801年の絵画には、『スパニエル』として描かれ
スプリンガーとコッカーの区別が、まだ明確にされていないかったようです。

私の手元にある歴史書には、
1859年のバーミンガム(・ドッグ)・ショーで
初めて『コッカー』という犬種名のクラスが設けられたと記載されています。
しかし、基準も明確ではなく
1874年のショーでは、『フィールドスパニエル』というくくりだったそうです。

1875年には、『サセックス』、『クランバー』、
『2種より大きなスパニエル』、『2種より小さなスパニエル』
という区別だったようです。

当時は、コートの色がブラック、ブラック&ホワイト、レバー、ブラックタン
に限られ、『小さなウォータードッグ』と呼ばれていました。

その後も、明確な区別はされねまま・・・




P1010526.jpg
※OBOと娘のLily OBO

後世に名を残す、フィールドスパニエルのくくりである『OBO』が
スパニエルクラスで栄冠を勝ち取ります。
OBOの子供や孫達が、次々と栄冠を勝ち取り
コッカーの原型となったようです。
アメリカにわたったOBOの子孫達は
アメリカンコッカーの原型にも影響を与えることになります。


P1010527.jpg
アメリカで影響を与えるようになるOBOの子孫・TED OBO


P1010528.jpg
上から、OBO、Crown Prince、Rivington Redcoat
(オリジナルのイラストは、Mr. H.S.Lloyd によるものです。)


1892年のマンチェスター・ショーで
当時の在来タイプもモダンなタイプも
どちらも素晴らしいコッカーとして認められ、
胴体が長いタイプで25ポンド(約12kg)以上が『フィールドスパニエル』
胴体が短く、足が長いタイプで25ポンド以下が『コッカースパニエル』
と区別されたようです。




P1010529.jpg
※左上の子がブルーローンの基礎となったBraeside Bustle
左下・Fairholm Rally、Galtress May、Corn Crake
(オリジナルのイラストは、Mr. H.S.Lloyd によるものです。)

1884年、その後イギリスコッカーのパーティーカラー界の
先駆者的な存在になるBraeside Bustle という子が生まれます。
この子のコートは黒に青みがかったグレーで
のちにブルーローンと呼ばれるようになります。

一方アメリカでは、1850年中頃から1880年にかけて
イギリスからたくさんのスパニエルを輸入しました。

1881年にアメリカンコッカークラブが設立され
1902年にA.コッカーとE.コッカーの区別が明確化されました。
(↓意訳です・・・)

『コンパクトでしっかりとした骨格で密集した被毛に覆われ
みなぎるパワーと疲れを知らない活発な印象を与える
体重は、約25~28ポンド(約11.3~13kg)
総合的には、活発で楽しげな猟犬である。』


この後もコッカーのスタンダードの解釈は
時代の流れとともに変化し、改訂も数回行われたそうです。
断尾を認めるか・認めないかもそうですね。

そして、その魅力が愛され世界中に広まって今に至っています。



『あっつぅ~~~』って
薄目開けて・ヘソ天でいびきかいてるJodyさんとか見てると
こんなに長く紆余曲折な歴史があるのかとか
多くの熱心なファンシャーたちの尽力によって
今の愛すべきコッカーたちがいるのかとか
感謝の気持ちで一杯になる!


この愛すべきコッカーを
長い年月・多くの人々が尽力して守り・作り上げてきたコッカーを
知識不足や営利目的だけの勝手な繁殖で
壊してはいけない!
って、強く・強く思うのでした。

今日も遊びに来てくれて、ありがっとう~ヾ(≧▽≦)ノ

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テーマ : ◆イングリッシュ・コッカー・スパニエル◆ - ジャンル : ペット

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